商品説明
①アトピー性皮膚炎、②皮膚の艶無し、③身体虚弱
疲労しやすい者で虚弱体質、病後の衰弱、寝汗などの症状を持つ者に使用する。
※組成
当帰（とうき）：セリ科、補虚薬 — 補血薬／温
黄耆（おうぎ）：マメ科、補虚薬 — 補気薬／微温
〜以下、「小建中湯」〜
桂枝（けいし）：クスノキ科、解表薬 — 発散風寒薬／温
芍薬（しゃくやく）：ボタン科、補虚薬 — 補血薬／微寒
大棗（たいそう）：クロウメモドキ科、補虚薬 — 補気薬／温
生姜（しょうきょう）：ショウガ科、解表薬— 発散風寒薬／微温
甘草（かんぞう）：マメ科、補虚薬 — 補気薬／平
（飴糖（いとう）：餅米、うるち、小麦、麦芽、補虚薬 — 補気薬／温）
※生薬の解説
・当帰は、自律神経を調整する精神安定の作用がある。
・黄耆は肌表部の水毒（皮水、浮腫、盗汗など）を除く利尿作用や血圧降下作用がある。
・桂枝に当帰と黄耆を加えると、肉芽の増殖が非常に促進され、潰瘍の改善を早める。
・桂枝は血行を良くし、体表部を整え、解熱、鎮痛、鎮痙、健胃作用の他に、抗菌作用、抗アレルギー作用が報告されている。
・芍薬と甘草には平滑筋、骨格筋の痙攣性疼痛を治す作用があるため、しばしば芍薬と甘草が組んで使われる。また腸管の蠕動が異常となり、腹が張った状態を治す。
・大棗は緊張を緩和し、補血、強壮、利尿作用がある。
・生姜は体の表面と体内を温める。さらに胃の働きを改善し、余分な水分を除く。健胃鎮嘔作用もある。
・甘草は胃腸機能を整え、緊張を取る。肺の潤いを補う。また薬物、食物の中毒を解毒し、諸薬を調和する。
・大棗、生姜、甘草の３味の組み合わせは、古来より多用されており、自律神経系の調整と自然治癒力の回復に役立っているとされている。
・飴糖には、体力を補う作用がある。
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