五虎湯

商品説明

①咳、②喘鳴、③実熱証
麻杏甘石湯に桑白皮を加えたもの。小児の気管支炎や気管支喘息に用いる機会が多い。発熱や口渇を訴える事もある。

※組成
麻黄(まおう):マオウ科、解表薬 — 発散風寒薬/温
杏仁(きょうにん):バラ科、止咳平喘薬/温
石膏(せっこう):硫酸カルシウム、清熱薬 — 清熱瀉火薬/大寒
甘草(かんぞう):マメ科、補虚薬 — 補気薬/平
〜以上、「麻杏甘石湯」〜
桑白皮(そうはくひ):クワ科、止咳平喘薬/寒

※生薬の解説
・麻黄には気管支筋の痙攣を緩める作用がある。このため、コンコン咳き込む痙攣性の咳やヒューヒューという気管支喘息の発作に用いて、呼吸困難や喘鳴を治す。甘草はこの作用を助ける。
・麻黄と杏仁には、利尿作用があり、滲出性炎症(炎症によって血管壁や組織の性質が変化して、血液や組織液が血管外にしみ出ること)に用いられる。
・石膏には、抗炎症性解熱作用がある。
・桑白皮は杏仁と組んで、肺の炎症、急性の気管支炎、肺気腫に伴う咳、呼吸困難を治す。

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